昨年10月から始まった高松市街の本屋ルヌガンガさんでの読書会の第5クール(13ー15回目)の募集が始まりました。『紙の動物園』(ケン・リュウ)、『マイノリティリポート』ほか(フィリップ・K・ディック)、『ヴォイス』(アーシュラ・K・ル=グウィン)、『沼地のある森を抜けて』(梨木香歩)と進めてきた読書会ですが、今回は異色の作品を扱います。
今回扱うのはなんと、紀元前3000年期(今から5000年前)から紀元前1000年期に口伝から楔形文字を用いて粘土板に残された『ギルガメシュ叙事詩』を読んでいきます。
月本昭男さんの再構成による『新装版ギルガメシュ王の物語』を底本に、「英雄と友と死」をキーワードに、古代メソポタミアの叙事詩を紐解きます。とはいえ、いきなり本文に入っても面食らうことばかりですので、初回4月24日は講師による古代メソポタミアの歴史や文学、言語の講義をします。2回目から実際に叙事詩を読み進めていきます。
こんな機会でなければ一生触れないかもしれない、5000年前の中東の叙事詩。ぜひ、一緒に読んでみませんか?
お申し込みは本屋ルヌガンガさんのホームページから!