啓蟄、冬の寒さを乗り越えた虫たちがゴソゴソと土を掻き分けて出てくるときに、地味な虫たちを観察する会を開きました。
高松出身で虫をこよなく愛する(特に土の下にいる地味な奴らを専門にしている)濱口さんを講師にお招きして、春の虫たちを探し回りました。生憎、三寒四温の寒にあたり、気温は5度前後と冬模様。前日までは出ていた虫たちも、また冬籠りをしてしまいました。
気温があがるまで濱口さんが持参してくれた塩江の昆虫標本を見たり、地元の方が用意してくれたお弁当を食べたりしながら、お日様が顔を出すのを待ちます。
日が差してきたら、虫たちと同じように外に出て、見つけては濱口さんに見せて名前や習性などのお話を聞きます。なんてことないダンゴムシやワラジムシ、テントウムシやトビケラなども濱口さんが説明すれば、面白い虫のお話に変わります。子供たちも次のお話を聞きたくて虫たちのお家をほじくります。
次回はゴールデンウィークあたりに開催予定。情報をお待ちください!