次回人文学温泉の募集が開始されました。次回はアーシュラ・K・ル=グウィンの『所有せざる人々』を扱います。同じ作家の『闇の左手』のリクエストがあったのですが、早川書房が重版をかける予定がなく、まとまった量を発注するのが難しいため、こちらにしました。
テーマは全く違いますが、所有することとされること、ユートピアとディストピアの話から私たちの社会を省みてみようと思います。少し難しい本ですが、頑張って読めば非常に良い読書経験になると思います。
年内はこれが最後の読書会となります。
冷戦期を通り過ぎて、私たちの社会はグローバル化(1つの地球)に向かうかのように見えましたが、課題は山積。そもそもグローバルなものを求めるべきか否かも多くの議論があります。冷戦の時代のアメリカだからこそ描けた物語からいろんなことを学ぶ会にできればと思っています。
参加申し込みは(一社)トピカか、本屋ルヌガンガさんまで!